ご家庭でのセラピーを進める時、ビデオを使うと教えやすい場合があります。
例えば、食事のマナーを教えたい時、事前に食べ方のモデルを見せたいとします。
この時、一回一回目の前で食べ方を見せてもいいのですが、そうすると、毎回微妙に見せる食べ方が違ったりして、子どもは混乱することがあります。
また、こちらが食べている時、口の中に物が入っているために言葉掛けができなくなるのも問題です。
そこで、あらかじめ正しいマナーで食事を行っているビデオを撮影しておけば、後は食事中に子どもの隣に座り、そのビデオを見せることが有効です。
ビデオは繰り返し同じ場面を見せることができますし、こちらが何かを行ってモデルを見せる必要がないので、子どもの指導に全力を注げます。
特に今はスマートフォンやタブレット等、気軽にビデオを見せることができるようになりました。
色んな情報機器を使うと、とても気楽に療育を進めることができますね。